いつのまにか

いつのまにか、僕が読んだ本のレビューを行うだけのブログになってるじゃないか。
つい先ほども本屋に立ち寄って文庫本を買ってきて読んでしまった。長題だったのでタイトルは覚えてない。タイトルを憶える前に読み終えるなんて、ライトノベルはポテンシャルが高い。

久しぶりにこんな連続的に本を読む。懐かしい、中学生以来だ。まあただ高1、高2と本を読まなかっただけだが。
しかしまあこれで気になってた本や積んでいた本もなくなった。積んでる本ならあるにはあるが、読んでいて楽しくないのであれば読まない方がマシだ。

明日も朝からバイトだし、寝ることにしよう。

ヴァンパイア・サマータイム

石川博品の「ヴァンパイア・サマータイム」を読んだ。

世界の人口の半分が吸血鬼で、彼らは主に夜に活動をして、昼間の人間とは共存をしている。っていう設定。
まあそんな中、昼間の人間である主人公と吸血鬼が恋に落ちる、っていう恋愛モノ。

正しい意味での「世界観」が上手くできてると思った。吸血鬼と昼間の人間では12時間ズレて行動するのだが、起きてから食べるご飯のことも「朝ごはん」と呼んだりとか、昼間に行動ができる人間をどこか恐れる吸血鬼とか、「確かにこうなるだろうな~」っていう設定が多い。
後はキャラクターの人間味が魅力だろう。どのキャラクターも普通の高校生で、「ああ、これあるあるだわ」となることが多い。寝つきが悪く、長期休暇には昼夜逆転生活を送る主人公は、吸血鬼と時間を共にできたりとか中々考えられてある。
というか序盤の描写は、作者の語彙の広さに驚く。

夏は夜が短いためサマータイムに入って互いが接する時間が短くなったりとか、そういう切ない感じで話が進んでいく。
視点が主人公とヒロインの両側で話が進んでいくので、二人とも同じことを考えていたりとか、そういうニヤける展開も多いのが良い。
よく言われる「鈍感」とは違って、二人とも検挙なところが、感情移入がしやすい。

ライトノベルを久しぶりに読んでみたが、やっぱり短時間で読み終わる。上手く出来ているコンテンツだ。

know

野崎まどの「know」を読んだ。

know

野崎まどの著書は「野崎まど劇場」と「2」しか読んだことがない。

野崎まど劇場は、Twitterとかでとその表現方法が少し話題にもなっている本で、万人にオススメできる読みやすさだ。

それでこのknowは(ネタバレになるけど)(

主人公がいくらか普通すぎると思った。別に無双をしろとかそういう事を言っているのではなく、常イチ先生に見初められたにも関わらず、結局得た物はアルコーン社の研究員と変わらないのだ。佳境部では、有主照がケルビム、輪を描いて回る炎の剣を知ルが担って、主人公がブラックホールの中に入るのかと思っていた。まあ結局はただの語り部だった。

しかし流れというか、こう、ベクトルは「2」と似たようなところがあると思った。

最終的に「人類のワンランク上の生物」とが異常な事象を起こして、トンデモ理論でその現象が説明されていく。そのトンデモ理論についての伏線やら布石やら予備知識は、作中に何度か講義が挟まれ、それを主人公(語り部)のフィルターを通して読者が読む。ストーリーに勢いがつく上手い技法だと思う。後半は鳥肌が立ちっぱなしだ。特にこのknowでは最後の1文が集大を握っていた。残念な点を上げるなら、あとがきがなかった所だろうか。

最終兵器彼女

今日もバイトがあり、今日も帰りにブックオフに立ち寄った。
ブックオフというのは凄い。まず漫画が読める、さらに無料で。漫画喫茶店とはちがう。しかも足も鍛えられる。良いことばかりである。

今日は最終兵器彼女を読んでみた。
なんだかとても青春モノであったのだが、その流れを持ち込んだままどんどん世界の終わりに結びついていく。どうやらこういう話を「セカイ系」というらしい。初めて読んだかもしれないセカイ系
この作品の存在は、劇場版で知った。小学生の頃だったし、CMの感じからしてコメディ系かと思って特に興味はなかった。
先日記事にもしたNHKにようこそ、これをネットでいろいろ調べたら「人気鬱アニメ」というカテゴリを知った。その中にこの最終兵器彼女もあったのだ。

付き合い始めた彼女が突然「最終兵器」になってちょくちょく戦争に赴く、みたいな話だ。詳しく書いて行くととてもボリュームがあるので割愛するが、「普通に恋愛したいのに自分は人殺しの最終兵器になってしまった少女」とその彼氏の話だ。いや、これもなんだか薄っぺらい説明になってしまう。
彼氏が主人公だが、あまり取り上げる特徴もない。なんというか「普通の高校生」っていう感じだ。立派なところも多いが。

次は灰羽連盟? のアニメをみようかと思う。

春休みらしいこと

を、あまりできていない。
今のところは先輩と車内泊をしたり、友達の家に泊まったりだ。

意外としていた。

しかし問題はこれからだ。
何も予定がない。しいていうなら軽くバイトがあるくらいだ。軽くなのでかなり暇がある。しかし無駄に時間は取られる(朝二度寝ができない)
なので一年前と同じく、バイト帰りにブックオフに立ち寄って立ち読みをしている。立ち寄って立ち読んでtouch on day(韻)
昨日はNHKにようこそ、を読破した。キャラクターが皆クズすぎていろいろ不安になった。僕は引きこもりにならないですむのか。まだ高校生だから分からないけれど、引きこもりとかNEETは意外と身近な気がする。

そして今日はアイアムヒーローを12巻まで読んだ。これもまた登場人物がクズばかりだった。パニックモノなのだから、人間の醜い姿を描くのは普通だが、問題なのは物語序盤の日常パートだ。
社会的にモストローカーストの人間の生活がリアリティ(?)に描かれている。これもまた読んでいて不安になる。
こういう系で言えば、学園黙示録とかもあるがまだあちらは完結していない。ハカイジュウも読んだがまだ6.7巻くらいまでしか読んでいない。
パニック漫画はどうやって収拾が付くのが定番なのだろうか。ガンツみたいな感じか。

家の匂い

それぞれの家にはそれぞれの匂いがあると思う。友達の家の匂いなんかは結構覚えてるものだ、なんとなく落ち着く匂いとかもあったりする。
果たして、あれは何が原因なのか。絶対に芳香剤だけではないと思う。なんだ、あれは何なのだ。DNAか。呼吸で吐く匂いか。気になる。

というのも、一昨日友達の家に僕は泊まったのだが、一日ぶりに自分の家に帰ったら驚いた。
家の匂いが変わっていたのだ。本当に。何かとくべつな料理を食べたとか、香水がどうとか、そんなこともなかったのに、匂いが変わっていた。一体なにがあったのだろうか。どうして変わったのか、気になる。

もろさんぽ

今日のお昼、友人二人とランチを食べた。犬塚食堂という場所で、値段も味も雰囲気もとても学生に合う心地の良い場所だった。からあげ定食、美味かった。
その後、ノリで散歩をした。一時間程度だろうか。

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雰囲気のいい踏切を発見。僕はこういう田舎の中に新しいものがある感じがけっこう好きで、道路が綺麗に舗装された畑道とかを走りに行ったりとかする。

そのまま林の方に向かったら、なぜかポツンと墓があったり、白骨しかけの猫がいたりとか、中々スリリングで楽しかった。

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劇団イヌカレーとかりありそうなベンチも発見。